[misc]日記の代わりに わかっていてもどうしようもないことだってある。 生きとし生けるもの全てがその命にいつか終わりが来る。 だけれども、やはり取り残される方の感情としては 気持ちを抑えることはできない。 限りがあるからこそ大切にすべきなのだと心に刻んでも、 失うことへの切なさは変わることがない。 今の自分に何ができるのか... 私の人生を早回しにして全てのトピックを 伝えてあげられたらいいのだけれど、 長子より見せてあげられる人生が短いのは 末っ子の宿命と諦めるしかない。 かつて歌うことだけを求められた自分には、 何を与えられるのか歌のほかに思い浮かばない。 だけれども...今の自分に何ができるのか。 もう目に見えるところに来ている階段の終わりを、 どうにかゆっくりと長く楽しむ為に。 勝手に階段が進まないよう、 とりわけ本人に頑張ってもらうしかない。 そして、私達はこうやって心の準備をしていくんだ... 私には、終わりが見えたことだけでも苦しい。 随分先のことだとわかっていても。 油断していたらすぐ近くに来てしまうということも、 ところどころに罠があることも知っているから。 わかっているからただ泣くしかない。 前向きになるのはそれからでもいいはず... (2002/12/21)
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